後遺障害等級に認定

後遺障害等級認定外貌醜状と呼ばれている症状については、どの程度の症状なのか、どれくらい人目につき被害者本人が傷ついてしまうのかにより、後遺障害等級認定が決定します。後遺障害等級は、1級~14級まであります。外貌醜状がどの部位に生じているものか、その傷跡の大きさや火傷なのか陥没なのかなど種類によって等級が分かれています。

たとえば、外貌醜状の中でも一番重い等級とされている、7級12号では、外貌に著しい醜状が残ってしまうものが認定されます。おもに手のひら大以上もの傷跡であることや、組織の陥没であれば、10円硬貨以上の大きさです。

9級16号では、顔面に長さが5センチ以上もの線状痕が認められるもの。12級14号では、頭蓋骨などに鶏卵よりも大きな欠損が生じているものなど事細かにわかれます。この等級によって後遺障害慰謝料の額が決定するのですが、労働能力喪失率も大きく関係してくることで裁判所基準や自賠責基準の金額に変動が見られます。

後遺障害を申請するためには、早くて1カ月で認定されることもありますし、半年近くも待たされることもありますので、弁護士を通じて早めに申請しておきましょう。また、等級に対して異議申し立てをすることも可能となります。

男女関係なく、顔などに事故のキズ痕が残ってしまうと一生そのキズとともに生きていかなければいけません。苦痛である気持ちは本人が一番感じていることです。少しでも慰謝料を多めに取って、今後の役に立てるといいでしょう。